有機JAS規格:パブリックコメント募集中
有機JAS規格の改正案については、現在パブリックコメントを募集している段階である。
12月3日のJOIAの例会では、みんなで改正案を読んで、疑問点・意見を出し合った。
以下、話し合った内容である。(例会に参加された皆さんへ、漏れがありましたらご指摘ください)
(なお、JOIAとして統一したコメントを出す予定はありません。皆さんが思ったこと感じたことを直接パブコメに出してください)
1.有機農産物
【改正案について】
(1)種子又は苗
2「持続的効果を示す…」の資材の具体例
3(2) 「災害、病害虫等により」の「等」について、具体例。育苗の失敗も含めると解釈できるか。
(2)肥培管理
「生物の導入」とはミミズの他、FAMIC案にある「有用微生物又は小動物」のことも含まれるか
(3)「別表1:肥料及び土壌改良資材」
「メタン発酵消化液」
肥料取締法の堆肥の届け出をしているもの以外の、届出のされていない農家が自前でつくるものについては「嫌気条件下でメタン発酵させた」について、もっと詳しく発酵の条件がないと実地検査で評価できない。「食用部分の可食部分に使用しないこと」の使用方法を明確にしないと認定機関で解釈がばらつく可能性あり
(4)「別表2」
ミルべメクチン、スピノサド等農薬を増やすことにより、本来あるべき農薬をさける有機農業から遠ざかるという印象を与えないか。
(5)「別表3」
別表3に記載されている資材は、「組換えDNA技術」が禁止されるか、されないか
(6)「別表5」
オゾンについて、保管・貯蔵時に、衛生管理目的で使用するオゾンもこの項目で読むか。
(7)「附則」
組換えDNA技術をやむを得ず認める例外規定(菜種粕等)が、抜けているが、次回の規格改正の際その文言が抜けるとすると、混乱するのではないか。
【FAMIC案からの変更について】
「きのこ」については、FAMIC案で変更がかなり提案されているにもかかわらず、改正案の結論はほとんど現状のまま(種菌の別表3の追加のみ)になったのは、なぜか。
「コーンスターチを塗布した紙マルチ」が改正案で抜けたのはなぜか、認めるかどうかはQ&Aで示されるか
収穫後の工程で「人の保健のために使用する防除用医薬部外品」が改正案で抜けたが、これはQ&Aなどで認められることになるか
「消泡剤を使用したおから」は別表1で化学的処理から除くことが提案されているが、これが改正案で抜けている。Q&Aで使用可能と記載されることになるのか。
2.有機加工食品
【改正案について】
(1)原材料
原材料の項「入手困難な場合」の具体的事例。
(2)別表2
削除予定「食用に用いられる植物の抽出物」については実例がある。
【FAMIC案からの変更について】
酒類が原料から抜けているが、例えばお酢で一括表示の原材料の欄に「米、米こうじ」と記載されるもののような場合は、酒造会社と一体的認定を取得して、酒造会社の酒を使用することは認められると解釈してよいか。
小分け業者が窒素使用を認める件が改正案ではなくなったが、「小分けか加工か」ではなく、「小分けも加工も」認めてあげてはいいのではないか。
別表2の誘引剤が抜けた件、食品を誘引目的で使用できるという現行解釈はQ&Aに明記してほしい。
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